成長ホルモンが最も活発に分泌されるのは22時から2時の間、とされています。熟睡することは女性の美しさと健康を保つ女性ホルモンのバランスを維持する為に重要なのです。熟睡に必要なホルモンについて学ぶ事は、育乳にも深く関係しています。追求その 1です!
熟睡に必要なメラトニン
熟睡に必要なホルモンのひとつとしてメラトニンが挙げられます。メラトニンは脳の松果腺を中心に体内の細胞組織で生成され、寝る準備が整ったという信号を細胞に送ります。その時間は大体決まっていて2 1時くらいから徐々に分泌されます。
少し小難しく言いましたが、メラトニンは厳密には睡眠ホルモンではなく、熟睡を促すホルモンです。睡眠に最適な状態に身体を整え、睡眠の質を高めてくれるのです。
そして、メラトニンは老化にも関係します。夜間にメラトニンが生成される量は幼少期が一番多く、年をとるにつれて徐々に減少する事が明らかになっています。お年寄りの方が眠れないと仰るのはこのせいです。沢山分泌される時、成長ホルモンも沢山分泌されるのです。寝ている間に細胞の補修と修復がおこり美容にも役立つのです。
メラトニンは加齢と共に減少するとはいえ、賢く眠れば大幅に減ることは妨げるのです。メラトニンの生成は光を浴びた量に大きく影響される事も覚えておきましょう。つまり、日中は光を浴びて、夜は光を遮断する環境に身を置く事が大事!
ストレスホルモン「コルチゾール」の本当の働き
睡眠に重要な役割を果たすホルモンが「コルチゾール」なんですが、近年ではストレスホルモンとして問題視されることもあります。
でも、決して悪者ではなく、身体の働きを最適に保つ為に大切な存在なのです。コルチゾールは起き上がって動く為のエネルギーや、やる気をもたらしてくれます。眠りから目を覚まさせ、精神力、集中力をもたらしてくれる!しかし、過剰に分泌されると問題が生じるから、ストレスホルモンと呼ばれてしまったわけです。
コルチゾールは身体のリズムを管理する副腎ホルモンなのです。適切にコルチゾールを生成すれば、メラトニンも適量になるわけです。